seabass-advantageの野尻湖スモールマウスバス

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春のおかっぱりが超重要なワケ 野尻湖スモールマウスバス


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春のおかっぱりが超重要なワケ

こんにちはseabass-advantageです。

今回はボーターこそ必要なおかっぱりが超重要なワケについて

解説していきたいと思います。

 

シーズナルパターンの把握

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野尻湖におけるプリスポーンサイクルの表になります。

 

一口にプリスポーンと言っても段階があります。

基本的に誰もがデカバスを釣りたいと思うので、

今回はプリスポーン状態を詳細に検証していきます。

 

野尻湖におけるデカバスの定義として45cmがボーダーラインかと思いますので、

そこを前提に話を進めていきます。

 

プリスポーン初期の頃、45cm以上のバスは3~4mラインに陣取るケースが多いです。

これが中期になると、1~2mラインで釣れるようになり、

後期になると釣れなくなります。

 

理由は初期の水温が低い状態の時は体力のあるデカバスしか動けないからで、

水温の上昇と共にデカバス達はシャローに上がってワカサギを追いかける事が

出来るようになり、後期では産卵に備えて待機状態=喰わないとなります。

 

基本的にはそれより小さいサイズ=45cm以下のバスが順次、

同じように追いかける形になります。

 

なので、野尻湖でその時の状況=季節の進行具合というのは、

明確に釣れるサイズで解ってしまう形になります。

 

これは今に始まった事では無く、昔からそういう傾向があるので、

非常に解りやすいと思います。

 

もちろん、そうこうしている内に季節は進行するので、産卵に関係してこない

25cm程度のバスがシャローで釣れるようになると、

デカバスはすでに産卵モードに入ってる形になります。

 

この産卵モードのバスを仕留める方法もあるのですが、別パターンになるので、

今回は割愛します。

 

ここで重要なのは釣れるサイズで自分が湖に行った時が、どの程度進行してるか

解るということです。

 

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例えば朝、桟橋の先端で42~43cm位のバスが2~3匹釣れたとします。

って事は、デカバスはもっとシャローという仮説が成立します。

 

で、試しにシャローで48cm位のバスが釣れればメインパターンはシャローで

一日、狙うべきだし、シャローで釣れなければ、すでに産卵待機状態に入ってる

と予測出来ます。

 

どのレンジで釣れるかが重要なキーを握ってるので、

朝夕の高活性時におかっぱりをする事で季節の進行が丸解りになります。

 

他の湖であれば、おかっぱりしなくても、マズ目時にボートで釣り出来るので、

特に必要無いのですが野尻湖の場合、ボートは7時~16時になっているので、

一日を効率良く楽しむ為には、おかっぱりがカギを握る形になります。

 

ボートで上手く出来ないテクニックの練習

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プリスポーン時に外せないジグヘッドを使ったシャッドテールやミドストなど

巻く釣りに重要なのはゆっくりと真直ぐルアーを引く事です。

 

これが出来るだけで釣果は劇的に伸びます。これはボート上で練習するより、

おかっぱりでやる事でコツが掴めるようになります。

 

もちろん、最終的にはボートで出来る事が目的なのですが、慣れない内は、

余計な要素、つまりボートは風に流されたり揺れたりします。

これはおかっぱりで練習する事で排除出来ます。

 

ラインを真直ぐ水面に着けてやることで、誰でも真直ぐ引けるのですが、

キャスト後のライン処理がキモを握っています。

 

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ようはオレンジラインのようにキャスト後にライン処理をしないと、

どちらかに膨らむ形になります。

 

これはボートで練習するよりもおかっぱりで練習するのが上達の最短距離になります。

おかっぱりで出来なければ、ボートで出来るようにはなりません。

 

同じようにおかっぱりでミドスト出来なければボートでも出来ません。

これはいつか出来るものでも無く、練習がものをいいます。

 

是非、おかっぱりでマスターしてみて下さい。

劇的に釣果が変わってくると思います。

 

エリアの絞り込み

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例えば上のピンク〇の所でおかっぱりして釣れたとします。

ここで釣れたサイズというのが、まさにこれから湖に出る指標になります。

 

この時に得た情報を元にエリア選定をしていきます。

野尻湖でおかっぱりで狙える限界水深はおよそ3m程度がMAXかと思います。

 

なので、先端から釣れるサイズがそのエリアではプリの主役と思って良いと思います。

多くの人はデカバスを釣りたいと思います。

 

ということは、ボートで出たらおかっぱりで釣れたエリアよりも、

季節の進行が遅れているエリアの3~4mラインには

でかいプリスポーンのバスが居るという事になります。

 

何処が該当してくるかは経験だったり、地形を読んでいくのですが、

この辺がバス釣りの醍醐味の一つでしょう。

 

こうやって自分だけのエリア選定に結びつけていくのですが、

大事なのは、どこでも良いので自分なりに季節の進行を把握出来る

場所を持つと良いと思います。

 

そうしていく事で、野尻湖で自分のパターンを構築していく事に繋がると思います。

野尻湖もそこそこ広い湖なので、当然、エリアごとに季節の進行は違います。

 

そこを読み解く為に春のおかっぱりは非常に重要な意味を持っています。

春はおかっぱりが一番釣れるのですが、楽しいだけではなくその日一日を

快適に過ごす要素が盛りだくさんなのです。

 

是非、ボート専門の人もおかっぱりをしてみてください。

きっと今までよりも釣れるようになると思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

是非、参考にしてみて下さい。