絶対釣って帰る為の プリスポーン対策
野尻湖スモールマウスバス
こんにちはseabass-advantageです
今回は絶対釣って帰るのがテーマですので、実際に使うルアーと狙うべき場所の説明が
メインになってきます。
春は難しいイメージをもたれるイメージの人も居るかもですが、
実はプリスポーン状態が一番、行動パターンが明確でイージーかと思います。
プリスポーンバスの行動とポジション、ワカサギの産卵行動を理解する事で、
必要なルアーやアプローチ方法など詳しく解説していきたいと思います。
とは言え、釣るのが目的なので超具体的かつ解りやすく進めたいと思います
シャッドテールワーム
野尻湖のプリスポーンにおいて現在の絶対王者と言えば
シャッドテールワームを使ったジグヘッドリグになります。
過去いろいろ一軍は存在しましたが、現在はシャッドテールワーム。
これさえあれば他には要らないと言っても過言では無い位、一人勝ちです。
と言っても、シャッドテールなら何でも良い訳ではありません。
野尻湖の場合、釣れるワームと釣れないワームというのは超明確です。
これはシャッドテールに限らず、他のリグでも同様の傾向が見られます。
そこで絶対必要になってくるのがティムコのリンキンスイマーになります
|
本来であれば超釣れるワームは存在するのですが、今となっては入手出来ないので
長年、代わりになってくれるワームの発売を待ち望んでいたのですが、
ようやくはっきりと釣果を出してくれるワームが発売してくれました。
なので、是非、持ってくることを強くお勧めしたいと思います。
ジグヘッド
組わせるのはジグヘッドなのですが、用意すべきウエイトは3種類
0.9g,1.3g,1.8gになります。
プリスポーンの場合メインステージは3~4mラインになります。
この水深を基準に状況次第で4~5mになったり、1~2mになったりします。
この辺は季節の進行具合や気温の変化、ワカサギの産卵状況などで
変化してきます。状況変化での狙い方の変化は後述します。
メインで使うウエイトは1.3gになります。状況次第では1.8gが必要になります。
状況次第というのは例えば強風だったりバスのポジション変化だったします。
なので最低必要なのは1.3gと1.8gになります。
この2種類あれば困る事は無いのですが、プラスして0.9gというのは、
ドシャローで炸裂するケースがあるからです。
|
お勧めなのはケイテックのスーパーラウンドジグヘッドなのですが、
この辺は自分が信用出来るメーカーの物で良いかと思います。
個人的に信頼しているのが、デコイのフックなのと実績から
ケイテックの物を使用しています。
ラウンドヘッドが良いかと思います。
使い方
使い方なのですが、タダ巻きで使います。
タダ巻きと言われてどんなイメージでしょうか?
なぁんだ簡単♪って思われた方も少なくないかも知れません。
ですが、実は使い手で天地ほどの差が出るのがこのタダ巻きというやり方です。
しっかりとキモを押さえた練習をしないと結果が出にくいのがタダ巻きの世界です。
具体的にはまず、しっかりとボトムを取ります。
これは水深に関わらず最初に行う行為です。
そこからタダ巻きに入るのですが、
【自分が出来る限界の速度でゆっくり一定の速度で巻き続ける】
文章にするとこんな説明になります。
もし手元にスピニングリールがあったらやってみて下さい。
あれ?これって難しくね?ってなると思います。
よくあるのは一定の巻き方ではなくどこかで早くなったり遅くなったりします。
これはリールの構造上というか物理の法則なのですが、必ず慣性が働くので、
自分的に一定の速度、すなわち力を入れてるのですが、
ハンドルを上に持っていくときは強めの力になり遅くなります
反対に下に下す時は勝手に下がるので同じ力加減だと早くなります。
なんて能書きは置いておいても一定速で巻くことは難しいです。
出来てる人は問題ないです。そのままフィールドで実践するだけです。
あれ?難しい・・って思った人は時間がある時に
家で練習してみるのも良いかもですね。
そんな感じで、タダ巻きのやり方を理解していただき、
結局どうすれば良いの?ってなると思いますが、一言で言うとゆっくり巻くだけです。
この辺は、釣果に反映されてきます。出来てれば釣れるし、出来てないと釣れません。
なので意識してやってみて下さい。
狙うべき場所
基本的なプリスポーン時のバスのポジションです
基本的なプリスポーンの定義からすると
越冬から目覚めたプリスポーン(産卵前)のメスバスは、産卵の為の栄養を蓄える為
産卵目的にシャローに接岸してきたワカサギを捕食する為、
ファーストブレイクの上で捕食する
こんな感じです。
なので狙うべきは3~4mに変わる境目という事になります。
ですが、こんな絵に書いたようなブレイクラインなんて普通はありません。
特に野尻湖のような天然湖だとよけい解りません。
なので4~5m位にボートポジションを取っていただき、
岸に向かって投げる。これで良いと思います。
ようは具体的に実績エリアが解っていれば、小難しい理論はさておき
釣る事が可能になる訳です。
野尻湖マップになります。
一番、狙いたい場所を記入しました。
①大多数のボート屋さんが集結してるエリアです。
ボートに乗ると遠出したくなるのですがグッとこらえて出てすぐの場所です。
大多数の時間をここに割く事で釣れると思います。近年では一番手堅いかと思います
②第一桟橋
通称コンクリ桟橋です。野尻湖で一番大きな桟橋になります。
一目で解るので狙いやすいと思います。
ただし、オカッパリでも超人気スポットなのでオカッパリが居る時は断念しましょう
③伝九朗川 流れ込み
小さいですが、流れ込みがあります。
ここも押さえておきたい場所になりますが超人気オカッパリスポットなので
接近し過ぎは要注意ですが、3~4mのプリスポーンバスが居る水深は
オカッパリからは届かないので安心してプランに組み込む事が出来ます。
④大崎
ここも定番エリアになります。
注意すべきは禁漁ブイがあるので、くれぐれも中に入らないようにして下さい。
朝から入る人は少ないので狙い目かもしれません。
他のエリアでももちろん釣れますが、絶対釣って帰りたいので、
なるべくボート屋さんから近距離でかつ、いろんなポイントに入れるプランになります
野尻湖は他の湖と違ってボート釣りは7:00~16:00までしか出来ません。
なので移動時間など考慮し、かつ実績十分なエリアで確実に捕るのが良いかと思います
最後はオカッパリ
上にも書きましたが野尻湖のボート釣りは7:00~16:00までしか出来ません。
要するに、いわゆる朝夕まずめという釣りにとって
重要な時間帯は岸から狙うことしか出来ません。
野尻湖も当然、朝夕まずめが一番イージーに釣る事が出来ます。
なので、どうしても釣れなかったり釣り足りない場合はオカッパリがお勧めです。
朝一、ボートに乗る前も良し、釣りから上がって夕まずめ狙うも良しって感じです。
プリスポーンバスは朝夕には接岸してくるので、場所さえ間違えなければ、
ボートより釣れるケースが多いです。春こそオカッパリなのです。
出来れば今日借りたボート屋さんに聞いてみて下さい。
【桟橋で釣りしても良いですか?】と
良いよ~って言ってくれるボート屋さんもあると思います。
やはり桟橋から釣りする方が有利です。もしダメでも野尻湖には
オカッパリエリアは多数あるので問題ありません。
逆に許可がない桟橋は当然、立入禁止なのでそこはきちんと守って下さいね。
先ほどと同じ地図になります。
④のエリアは不可能ですが、①~③はオカッパリ可能エリアです。
是非、狙ってみて下さい。案外イージーに釣れますよ。
まとめ
プリスポーン時期の野尻湖はイージーに釣れるので、
今年のゴールデンウィークは是非、計画してみてはいかがでしょうか。
ラージ専門の人でもプリスポーンの動き自体はあまり変わらないので、
プリバスの練習にも最適です。是非、スモールを堪能しに来てください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。