野尻湖 春爆の法則
ラスト1時間に浮いてるべき場所
こんにちはseabass-advantageです。
野尻湖 春爆の法則 ラスト1時間に選ぶべき場所になります。
今回は深堀して解説していきたいと思います。
野尻湖のボートは7:00~16:00
ここで重要なのは野尻湖のボートはスタートが遅く、終了が早いという事。
すなわちボート的に夕まず目に当たる時間が15:00~16:00になるということです。
なのでラスト1時間に、どこに浮いてるかが春爆の為の重要なキーになってきます。
使うべきルアーとベイトの動き
画像はティムコのリンキンスイマーになります。
野尻湖のプリスポーンでもはや定番になった
ジグヘッドを使ったシャッドテールの釣りです
今回は風の存在がキーになってくるので、使用ルアーはシャッドテールになります。
ミドストだと風が強い場合、アクションをさせるのに難易度があがるので、
爆風でも安定した動きを出せるシャッドテール一択で良いかと思います。
シャッドって手もあるのですが、ドシャローを視野に入れるので根掛リスクが上がるのでやはりシャッドという選択肢もありません。
春爆がテーマなので、この時期はワカサギがベイトになります。
ワカサギが風が吹く事でどういう動きになるのかか重要になってきます。
使用ルアーとワカサギの動き。
この2点を前提に話を進めさせていただきます。
風は吹き始めが肝心
野尻湖の風にはおおよその傾向というものがあります。
朝一はベタ凪もしくは南風。
午後からは北風といった具合です。
この風の流れが基本なのですが当然、自然現象なので、いつ吹き出すとか
常に同じ風向きかと言われれば当然違います。
なので気にするのは風向きと風の軸になります。
春のこの時期に吹く北風はだいたい昼前後に吹き始めるケースが多いです。
で、風が吹き出したら、どこが終着点になるかを把握しておきます。
吹き始めた北風はそのまま16:00のラストまで吹き続ける事になります。
徐々に強くなっていく傾向が強いのも春の特徴ですが、風向きは変わらないので、
ラストに入るべき場所がこの時点で決まる形になります。
春爆の要素として風の終着点というのが必要不可欠な要素になってきます。
なので、ラストに入るべき場所が決まったら、その後の自分の取るべき行動が
決まります。
どうしても入りたい場所に時間通り入る工夫が必要になるという事です。
先行して移動しておくというのも戦略の一つかと思います。
キーは流れとヨレ
とあるワンドになります。このワンドは今回のキーでもある風の終着点となります。
何故、風の終着点がキーになるのか?
この時期のベイトはワカサギですが、ワカサギの産卵時期でもあります。
産卵を終え、弱ったワカサギは風や湖流によって流される運命にあります。
この動けなくなったワカサギを好き勝手捕食してる状態が春爆になります。
風の終着点=ワカサギの終着点になります。故にワカサギが溜まる事になります。
更に強い北風が当たるエリアというのは潮目が発生します。
潮目=流れのヨレなのですが、流れが緩む場所になります。
なのでワカサギが寄せられる場所になります。
エリアを絞り込めたら今度はピンスポットを押さえる事になりますが、
キーになるのが風の終着点+潮目の終着点になります
なので狙うべき場所は上図の赤丸の箇所になってきます。
風の当たるエリアは当然、他のアングラーもチェックしていますので、
狙うべき場所はピンスポットであることを重視したポジション取りを
してみて下さい。
少しの時間、釣れなくても動かない方が良いです。
必ずバスはさしてきますから。
もう一つ、重要なキモがあります。それは必ず水深1m以下を狙うということです。
デカバスほど一番良い場所を取ります。
一番いい場所=ワカサギが一番溜まる場所です。
これが岸際ギリギリの場所になります。プリスポーンの王道は3~4mラインなのですが
このシチュエーションの場合、3~4mラインは入れ食いかもですが、
サイズダウンする傾向にあります。反対に1m以下の水深というのは
デカバスラッシュになります。
せっかくなのでデカバスラッシュを堪能して下さい。
横から見ると次のイメージになります
風を背にした状態で3~4mラインにボートポジションを取ります。
がっつり通常のプリスポーンで狙うラインに浮いて下さい。
そしてドシャローを狙う形を取ります。水深1m以下はワカサギの終着点ですから、
デカバスが入れ替わり立ち替わりさしてきます。
当然、背中から風で押される形になるので操船は忙しくなりますが、
くれぐれも座礁に気を付けてくださいね。
別のシチュエーションで詳細に説明していきます
ラスト1時間に浮いてるべき場所
ここは野尻湖で実際にあるポイントになります。
是非、地図と、にらめっこして探してみて下さい。
とあるワンドになります。炸裂する条件を凝縮したような場所なので
細かく見ていきます。
強く吹き付けた北風は岸に当たり、ワンドの奥に巻き込む形で風が流れていきます。
なのでワカサギはワンドの奥に流されていきます。
そしてこの条件の時はほぼ100%潮目が発生します。
上図の青線の位置です。
そしてこのワンドの北面は風裏になるので最終的に終着点は一点に絞り込まれます。
おおきな意味ではワンドの一番奥を狙えば良いのですが、
その中でも一番良い場所はピンポイントになります。
このように細かくみていくとピンポイントの重要性がはっきりすると思います。
そしてなんとも都合良く野尻湖の場合はこんな教科書的狙い方が
最高の釣果をもたらしてくれるのです。
基本に忠実に攻める事が、ベストな珍しい湖かと思います。
是非、春爆を堪能してみて下さい
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ティムコのリンキンスイマーになります。
シャッドテールと言っても大量に存在しますが、気を付けたいのは、
なんでもいい訳では無いというのが曲者です。
特に野尻湖は、はっきりと釣れるシャッドテールが別れてしまうのです。
この辺の答えは難しいのですが、現行品で釣れると断言出来る数少ない
シャッドテールの一つかと思います。
春の野尻湖にお越しの際は是非、お持ちになってみて下さい。