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炸裂させる! 表層系 徹底攻略 野尻湖スモールマウスバス


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炸裂させる! 表層系 徹底攻略

 

 

こんにちはseabass-advantageです。

今回は野尻湖でも有効な表層系の釣りについて解説していきたいと思います。

 

表層系とは?

 

表層系と言ってもいろんな種類があります。

大きく分けて水面と水面直下になります。

 

今回のメインは水面直下の釣りになります。

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最近のお勧めはフォローステックです。

ノンソルトが良い感じです。慣れるのにコツがいる感じですが、

逆にキモさえ押さえた使い方をすれば誰でも釣果に結びつける事が可能かと思います。

 

セッティングは超重要

ワームを真直ぐに刺すのは基本ですが、表層系の場合は特に重要です。

これが出来ていないと全てが台無しになります。

 

逆に最大のキモでもありますので是非、マスターしてみて下さい。

 

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使うフックはオフセットフック一択かと思います。

マスバリって手もありますが、ほとんどの場合、真直ぐ泳ぎません。

 

表層系は真直ぐ泳ぐ事がキーになってきます。

なのでバランスにすぐれたオフセットフックになります。

 

サイズはメーカーや形状も多種発売されていますが、

お勧めはガマカツのWORM321 ファインカスタムの5番か

デコイのSSフックの4番

 

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こんなセッテイングで良いかと思います。

 

肝心な刺し方なのですが、普通のオフセットフックと同様に刺すわけですが、

注意したいのが2点ほどあります。

 

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少し大げさに刺してますが、くの字に折れ曲がってます。

針先を刺す位置がずれると良く起こる現象ですが、

表層系の場合、この刺し方で折れ曲がるとフラつきながら泳ぐ事になり、

バイトしてきません。

 

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次も大げさに刺してますが、先端がワームの真ん中に刺さっていません。

これも真直ぐ泳がず、上図の場合だと右方向に泳ぐかたちになり、

やはりバイトはしてこなくなります。

 

これはすべてのI字形や表層系の釣りに共通する事なので、

ワームを一匹ダメにしてでも練習した方が良いと思います。

 

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フォローステックを正面から見ると逆三角形の形をしています。

なので、ワームの中心にフックを刺すには三角形の頂点に先端を刺す必要があります。

 

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こうする事でワームの真ん中にセットする事が出来ます。

ワーム本体を真直ぐ刺す事に関しては表層系では必須になります。

 

しつこいですが、ここは絶対にこだわった方がいいです。

表層系って、いまいち釣れないなぁ・・って人は

ワームが曲がったセッテイングになっていないか再チェックをしてみて下さい。

 

ラインセッティングでレンジが変わる

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表層系タックルでお勧めなのはPE+フロロが飛距離的にもレンジ的にも良い感じです。

 

PE0.3~0.4号位にフロロ3lbなんて感じがベストかと思います。

表層用にタックル一本用意する人も居れば、そんなにタックル持っていけないって人も居るかと思います。

 

フロロ3lb位が許容範囲って感じですが、PEでセッテイングした場合と比べ、

飛距離が落ちるのと肝心なのは同じスピードで引いた場合、レンジが異なるという点に注意したいところです。

 

表層系はレンジにシビアな場合も多く、フロロ単体だと

どうしてもレンジが深くなります。

 

通常はそこまで釣果に影響はないけど、後述する漂わせるってのがキーになる場合、

PEの方がコントロールもしやすいです。

 

表層系、超楽しい~って人は一本、専用に準備する価値はあるかと思います。

 

ルアーの軌道を意識する

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表層系などやI字引きなどは真直ぐ引くというのが絶対的なキモです。

って言い切るのは簡単ですし、そんなの知ってるよって声も聞こえてきそうですw

 

でも、実際には出来ていない方の方が多いと思われます。

なぜなら、本当に真直ぐ引こうとすると、難易度はかなり高いからです。

 

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通常、キャストして何もしないと左右どちらかにラインは膨らむ形になると思います。

風があればなおさらです。

 

上図で膨らんだラインを書いてますが、ラインが着水した時点で

ルアーの軌道もほぼ確定します。

 

膨らんだライン=ルアーのコース

 

になるので、上図のようだと大きく膨らんでルアーは泳ぐ形になります。

これではバイトは半減しますし、見切られ率も格段にUPします。

 

これを防ぐ為のテクニックがラインメンディングとフェザーリングになるのですが、

ここで重要なのはラインを真直ぐ水に着けるという事です。

 

ラインを真直ぐ水に着ける事が出来れば、ルアーは真直ぐ泳いでくれます。

これは意識して練習すればそこまで難易度は高くないのですが、

知らないって方も少なくないのかと思います。

 

本当の意味で真直ぐ引くという事が重要です。

逆にこれさえ出来れば、表層系の7割位は完璧にこなせた事になると思います。

 

圧倒的にバイト数が変わってきますので是非、練習してみて下さい。

 

巻く!のでは無く漂わせる

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表層系って水面直下をデッドスローに巻くって釣り。

これはこれで間違いでは無いです。

 

が、表層系が話題になった瞬間から野尻湖でも当然、流行りました。

当時はデッドスローに巻く。で爆発的に釣れました。

 

で、現在はというと、なかなかバイトに結び付けるのが困難になりました。

そこで、もう一つの使い方がルアーを漂わせる釣り方になります。

 

これはこれで難易度は上がってしまうのですが、逆にこなす事さえ出来れば、

圧倒的な釣果を出す事が可能になります。

 

口で説明するのは簡単です。フォローステックなどの表層用のワームと言えど、

ほっとけば沈みます。フロロラインを使っていればラインから沈み出し、

追従してワームが沈む形になります。

 

なので、沈み出したラインスラックだけ巻き取る事でワームは沈む事無く

漂わせる事が可能になる訳です。

 

口で言うのは簡単ですが、実際にやるのは難しいです。

巻き過ぎてしまうとワームは前進してしまいます。

 

厳密には前進しても問題ないのですが速度の問題でもあります。

要は、意識の持っていきかたです。

 

漂わせるイメージと巻くイメージの違いですね。

コツを掴むと、これまたビックリする位バスが湧いてきます。

 

ワカサギの状態で狙うレンジは決まる

表層系には大きな括りとして水面と水面直下の2種類に分かれると思います。

 

表層系の釣りが一番効果を発揮してくれるのは春のワカサギパターンになるのですが、

春はワカサギの産卵シーズンでもあります。

 

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早春は産卵の為に接岸したワカサギはボトム付近を回遊しています。

なので、メインはジグヘッドを使ったシャッドテールや

ミドストなどが主役になります。

 

これが産卵中盤や終盤になるとワカサギは弱って浮いてきます。

こうなってからが表層系の本番になるのですが、この時のワカサギの状態が

キーになります。

 

野尻湖の場合、中盤位になるとだいたい3~5匹位の小規模な群れが、

水面直下位で見られるようになり、終盤には水面で横たわってるか、

すでに死んでしまったワカサギを見る事が出来ます。

 

自分が行ったタイミングがワカサギがどういう状態なのかは、

目でみて捉える事が可能になります。

 

なので、産卵中盤であれば水面直下を狙うべきだし、死んでるワカサギが多ければ

水面を狙った方が良いという話になります。

 

当たり前のようにに聞こえるかもしれませんが、野尻湖の場合、

見たままのパターンが成立する数少ない湖だと思ってまして、

ワカサギの状態を確認する=その日のメインパターンになってしまうのです。

 

風を見方につけるヨレの狙い方

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表層系は無風ベタ凪の方がコントロールはしやすいのですが、

当然、そんな日ばかりではありません。

 

表層系が有効なタイミングでも、風が吹いてる日もあります。

ベタ凪の方が釣れやすい説もありますが、一概にそうではありません。

 

むしろ風が吹く事で狙いは明確になるケースがほとんどです。

前述の通り、表層系のメインは弱ったワカサギです。

 

弱った個体は風や湖流に流される。もしくは自らの意思で

流れのヨレに行く事になります。

 

上図は風によって桟橋の先端の真裏にヨレが発生している状況ですが、

この出来たヨレの使い道は2通りあります。

 

一つは、ヨレの中にルアーを通す方法。もう一つは、

ヨレの中にワームを流し込む方法です。

 

どっちにしてもバスはヨレに流されてくるであろうワカサギを待っていますので、

上手にワームを送り込んでやる事で、あっさりバイトしてくると思います。

 

かなりの高確率でヒットしてくるところをみると、

やはり野尻湖で攻め込んでる人は少ないのかとも思います。

 

是非、狙ってみて下さい。

 

直接捕食しにいくのはデカバスかチビッコ

風が吹くと弱ったワカサギは流されます。

 

行きつく先は当然シャローになるのですが、じゃあシャローを狙おう!とまで

簡単ではないのが表層系の難しいところでもあります。

 

野尻湖のドシャローはだいたい1~2m位の水深になるのですが、

そこまで真昼間っから突っ込んでいくのは時期的にはたいがいチビッコです。

 

なので、たいていのアングラーは狙わないと思いますし、

狙っても『なんだチビッコか・・』で見切る人が大半かと思います。

 

ですが、ここで重要なのは、実はデカバスもシャローに突っ込むという事です。

 

警戒心の薄いチビッコと強気なデカバスの2種類存在しているということ。

なので、デカバス狙いの人はこのタイミングのシャローパターンは試すべき。

 

とは言え、デカバスが薄いのも事実なので、狙う場所はとても重要です。

 

見落としがちなピンスポット

 

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上図のような場所があります。この時、一番目立つの当然、桟橋です。

次に点線で書いた水中のスロープなどのストラクチャーでしょうか。

 

で、見落とされるのが、ペンで指してる小規模な流れ込みになります。

 

野尻湖には無数にある為、見落とされがちだし、

全部を打っていたらそれだけで一日が終わります。

 

が、デカバスが付いてるケースが多いのも事実なので、

是非、見つけたら打ってみて下さい。

 

厳密には必ず付く場所があるので、探してみて下さい。

それも楽しみの一つということでドコとは書かないでおきますw

 

 

 

今回、長文になってしまいましたが、表層系を楽しんでいただくのに

必要な事ですので、是非、参考にしてみて下さい。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

  

フォローステックはお勧めですよ

良く釣れます♪