seabass-advantageの野尻湖スモールマウスバス

野尻湖スモールマウスバスを中心に年間通していろんなターゲットを狙っています。アウトドア関係も楽しんでいます

野尻湖 スモールマウスバス 押さえておきたい 虫パターンのキモ 


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こんにちはseabass-advantageです

今回は

 

野尻湖スモールマウスバス 

押さえておきたい虫パターンのキモ

 

です

 

 

 

虫パターンとは?

 

虫パターンとは文字通りスモールの捕食対象が虫にシフトする事による

虫ルアーでの狙い方になります。

 

ここで気を付けたいのは虫=セミでは無いということ。

ここを誤解していると虫パターンで釣る事が出来なくなってしまいます。

 

野尻湖における虫パターン

 

野尻湖は虫パターンでも有名ですが、厳密には毎年起こる訳ではありません。

野尻湖はその年によって発生する虫の種類や量によって変わるからです。

 

野尻湖で発生する虫なのですが大発生するか居ないかに大きく分かれる傾向があります

虫パターンのタイミングで大量発生する虫に異常に反応します。

 

土地柄なのでしょうか、釣りしない人から見ても明らかな程、

虫が大量に湧く地域になります。

 

ですので、その時期にならないと解らない場合もありますが、

この大量発生という現象が虫の種類問わず起きてくれないと

虫パターン炸裂!なんて事にはなりません。

 

 

虫の種類

 

野尻湖で代表的なのはセミだと思いますがセミが大量発生するとは限りません。

この大量発生するというのがキーになってきます。

 

・蛾

・芋虫

・カゲロウ

・トンボ

 

ざっと上げただけでもこれだけいますがタイミングによって水中昆虫の場合もあります

虫は常にどこかに居るものですが、

 

スモールが虫を食べたい時期にリンクしてるかが重要な要素になります。

シーズン中にはまだ幼虫の場合もあるからです。

 

 

虫パターンの時期

 

これも誤解されがちなのですが、虫パターンが夏まで続くのは稀です。

アブラゼミが大量発生しない限り、8月に炸裂することはありません。

 

月で言うと6月初旬~7月中旬が虫パターンで狙える時期になります。

ちょうど梅雨時期位です。

 

もっと解りやすい判断方法があります。

 

それまでシャローで釣れていたリグがいきなり釣れなくなるタイミングがあります。

それまでのシャローはエビパターンで釣りをしていた訳ですが、

エビの所在の有無に関わらず、スモールの脳内が虫モードに切り替わったからです。

 

なので先週までシャローでボトム狙いで好調だったのに、今週はまったく釣れない

なんて日に出くわしたら虫パターンにシフトしてる可能性大です。

 

スモールは自分で捕食対象を決める傾向が強いです。

 

なので、そこにベイトが居るから捕食するのではなく、自分が何を食べたいかで

エサを決めます。

虫が食べたいと思ったら、エビが居ようがワカサギが居ようが興味ありません。

 

エビパターンの終焉

 

これが虫パターン初期段階ですが、季節の進行と共に実際エビも徐々に姿を消します

野尻湖のエビの場合、水温25℃前後を境にディープに落ちます。

 

これはエビが高水温に異常に弱い為です。

エビは低水温もダメ、高水温もダメな生き物です。

なのですぐディープの快適な水温を求めて移動します。

 

このディープに落ちるエビに付いていくスモールは小型がほとんどで、

虫パターンのバスがデカいと言われる原因でもあります。

 

なのでこの時期のディープは特にやらなくて良いと思います。

 

狙うべき場所

 

虫パターンですが、狙うべき場所があります。

やみくもに投げても見切られるケースが多発してしまいます。

 

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地形変化を狙っていくのがセオリーなのでバンクで説明していきます

一つは水中岬の先端を狙うようにします。

 

それプラス、オバーハングという要素も重要になってきます

 

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横からみるとこんな感じです。水中岬の先端=ブレイクのトップでかつオーバーハングの先端。こういった複合要素の強い場所を重点的に狙ってルアーを落とします。

 

バンク沿いをひたすら打っても、落ちているであろう場所以外の虫はスモールに見切られる率が上がるだけなので効率的とは言えません。

 

の例は捕食対象の虫によって変わってきます。

虫によってはオーバーハングの中にしか存在しない場合もあるからです。

 

なので、虫の行動パターンに見合いつつ水面に落ちる場合を想定したアプローチがキモになってくると思います。

 

もう一つのパターンを解説します

 

風と潮目

 

湖には潮目というものが発生する場合があります。

 

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岬に挟まれたワンドを想定して下さい。

潮目って言ってますが厳密には湖流の境目ということになります。

 

見分け方としては水面に帯状のスジみたいなものが見えると思います。

ゴミも溜まりやすいので、見慣れない内はゴミが帯状になっているものを

探すと解りやすいかと思います。

 

潮目にはゴミも溜まりますが、流された虫も溜まります。

なのでゴミが大程、スモールも虫を探しにきます。

 

後は、風の方向によって巻き込まれた岬先端の裏側なども狙い目です。

地形変化に限らず、こういった環境による変化も狙っていくと良いと思います。

 

虫が落ちている場所というのはスモールは重要視しているみたいで、

へんな場所に落ちている虫は例え本物であっても見切る傾向が強いです。

 

ですので虫を落とす場所というのは最優先項目になります。

 

虫の形状は重要

 

なにをもって捕食対象としているのかは非常に重要な要素になります。

要件を満たしていれば例え葉っぱであろうが一旦は捕食してしまいます。

 

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シルエットというのは非常に重要になってきます。

完全に似せる必要はないのですが、それぞれの特徴を確実に似せる事で、

バイトを容易にさせる事が出来ます。

 

反対に不自然な要素、例えば芋虫食べてるのに羽が生えてるなど、

パーツとしてありえない物は捕食してくれません。

 

サイズと特徴を組み込んでしまえばあっさり喰ってくれるということですね。

 

 

動かし方

 

虫=セミのイメージが強すぎるからなのでしょうが、虫パターンで狙う時期になると

シェイクしたくなると思うのですが、動かしかたもそれぞれの虫の特徴を反映させないといけません。

 

水面に落下した後も動き続ける事が出来るのはセミぐらいなものです。

セミは頑張って飛び立とうと、もがき続けますが多くの虫は成すすべなく

水面に浮かぶだけです。

 

なので落下後は風や湖流に依存して流されるだけの存在になります。

わずかな波紋は出す事はありますが基本は放置したほうがバイトに結び付くと思います

 

ここでもそれぞれの虫に見合ったアクションというものが重要になってきます。

 

例外として芋虫などはスローフォールさせた方が良い場合もあるので補足しておきます

 

 

まとめ

 

虫パターンはもの凄く複雑な要素から成り立っていますが、それぞれの特徴を把握する事で、あまり知れられていないパターンが存在します。

 

掴んでしまえば圧倒的釣果を叩き出す事も可能になってきます。

是非、虫パターンいろいろ試してみてください。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました

 

 

お勧め虫

 

 

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