こんにちはseabass-advantageです
今回はフラットからバンクへの移行タイミングの捉え方
状況変化の捉え方
8月後半の話になります
それまで好調だったフラットエリアから徐々にベイトが薄くなりだします
俗に言うベイトが散りだした状況になります。
この状況をいち早く察知してベイトが散る=移動を開始したという事です。
フラットいたベイト=ワカサギ
なのですが、ワカサギ達は秋を控え、水温の低下と共に徐々にバンクを目指し始めます
この徐々にっていうのがキーになってきます。
ベイトの動き
バンクを目指すワカサギは一気に移動をしません。
なのでアングラー側は気づかずにフラットの固執する事になります。
なぜなら若干減ったかな?と思いつつもベイトは映るからです。
映るがゆえに好調だった事も手伝い、粘る事になります。
その間、ワカサギ達はすでにバンクに意識が行き始めていて、早い個体はすでに移動を開始し始めます。
が、通常バスを狙う水深の上限が仮に13mとします。
この13mってのは野尻湖で一般的にバスを狙う上限の水深かと思います。
通常は13mより深い水深を魚探掛けしようとは思いません。
ですが、ワカサギがフラットからバンクに移動したかな?と思っても13mより浅い水深を魚探掛けしてもワカサギは映りません。
なので、ちょっと注意深いアングラーはバンクに行って魚探掛けしますが、バンクに行っても映らないので、あれ?まだ早いかな?ってなります。
ここに明確な落とし穴があります。
バンクに向かうワカサギは水温の関係もあり高水温のこの時期、深い水深を移動を移動します。なので、ワカサギを探すなら少なくとも15~20mラインを探さないとバス釣りにはあまり役立ちません。
この15~20mラインにワカサギの群れを発見出来たら、あとは秒読み段階です。
徐々にワカサギはレンジを上げてようやく13m程度の水深まで上がってきます。
このタイミングを捉えるには観察するしか手立ては無いのですが、
読み通り見つける事が出来れば、大多数のアングラーはまだフラットで釣りしてる状況なので、まさに独り勝ちです。
早い時期のバンクパターンはフレッシュな個体しか居ないので超イージーに釣る事が可能になります。
ワカサギの生態を意識しつつ、フラットで釣りしながら常に次の展開を予測する事が重要になってきます。
季節の進行
この8月後半というのはある意味、野尻湖において一番しんどい時期かもしれません。
ベイトの動きを理解する事は大前提なのですが、時期的に天候が安定しないのも要因の一つになります。
野尻湖の場合は台風に翻弄されるのは稀なのですが、暑くなったり寒くなったりを繰り返すこの時期はベイトも行ったり来たりを繰り返す事になります。
だからこそのベイトを読む力と言うのが重要なキーになってきます。
この辺は昨日の天気はどうだったのかとか、先週のベイトのポジションは何処だったかとか、いろんな情報を入手しつつ、当日の状況を確認することで、正解にたどり着けるかと思います。
より複雑な読みを要求されるのが初秋の野尻湖かもしれません。
フラットからバンクへの移行タイミング
野尻湖の代表的なフラットとバンクを書いてます。
回遊ルートまでは特定していませんが、ワカサギはブレイクに沿って移動するものと思われるので、回遊ルートを特定するにはディープエリアの地形を把握する必要がありそうですが、バス釣りにはあまり役立ちそうにありませんw
なので現実的には20m程度を魚探掛けするって考えていれば困る事はなさそうです。
移行タイミングとしてはベイトが散りだしたと少しでも感じたらバンクを確認しにいくクセをつけておくと他のアングラーを出し抜く事が出来ると思いますw
是非、参考にしてみて下さい
最後まで読んでいただきありがとうございました
もはや野尻湖では無敵なのではないでしょうか・・