seabass-advantageの野尻湖スモールマウスバス

野尻湖スモールマウスバスを中心に年間通していろんなターゲットを狙っています。アウトドア関係も楽しんでいます

確実に喰わせる! ネコリグアクション


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確実に喰わせる!

ネコリグアクション

 

こんにちはseabass-advantageです。

今回は確実に喰わせる為のネコリグアクションになります。

 

基本にして一番有効な方法

 

スモールの基本的な喰わせ方として着底後の放置ってのがあります。

 

文字通り、着底後に何もせずに放っておくのですが、

実はボートでやる場合、かなり難易度の高い技になります。

 

ボートは水に浮いている以上、自分の意思とは無関係に動きます。

風だったり波だったり、他船の引き波なんてのもあります。

 

結果、ボートが動く=リグは引っ張られます。

なので放置と言いながら放置を維持する為にコントロールする必要があります。

 

ボートを確実に止める必要があるわけです。

加えて、ラインスラッグのコントロールという要素があります。

 

ラインスラッグの出し方

 

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釣りのテクニックで良く『張らず緩めず』なんて言葉があります。

要はラインを張るのではなく適度に緩める事で魚に違和感を与えないのが目的なのですが、ボートで完璧にこれを維持してラインを張らないのは、ほぼ不可能かと思います。

 

理由は上記の通りです。ボートは必ず動くから。

 

なので、動かさない為には張らず緩めずから更に緩める事で

対応出来る余裕が生まれます。

 

更に言うと、ラインをすぐに出せる体制、

すなわちスピングならベールをかえした状態でバイトを待ち、

引っ張ってしまいそうになった瞬間にラインを出してやれば良いのです。

 

ラインが出過ぎてしまったら一回巻いて、またベールをかえして

バイトを待つ感じです。

 

文章だと伝え辛いのですが、それを繰り返す事で、

自分の意思とは無関係にリグが動く事は回避できます。

 

確実に喰わせる為のネコリグアクション

なんでいきなりルアーを止める話から入るのかというと、

野尻湖でネコリグにおける喰わせの方法として

確実にマスターすべきテクニックだからです。

 

反対にこれさえ出来れば狙い通りに喰わせる事が可能になってきます。

 

喰わせる為のイメージの違い

 

ズル引きという技があります。

 

昔からバスには有効とされてるテクニックですが、

今回のネコリグに関しては事情が変わってきます。

 

放置と言っても5分も10分も放っておいても釣れない時は釣れません。

なので、移動させるわけですが、ステイさせる場所を変える為のズル引きになります。

 

少しだけ移動出来れば良いので、動かす時はゆっくりティップを

5cm位動かすだけです。

 

イメージとしてはスモールにワームが移動してるのをバレないようにする感じです。

ズル引きで喰わせるのでは無く、ステイさせる為のズル引きになります。

 

糸電話イメージとは?

 

良く質問されるのが、そんなにラインスラッグ出したら

バイトが取れないでしょ?ってやつです。

 

誤解しがちなのですが、ラインは張っていなくてもアタリはとれます。

糸電話だと糸を張っていないと声が聞こえないですよね?

 

まんまま、そのイメージかと思いますが、ラインに関してダルダルでも

バイトは手元にきちんと伝わります。

 

PEラインでも同じです。加えてスモールは噛みつきバイトなので、

ラージよりもはるかにバイトがデカいです。

 

心配な方はライン変化でバイトを取る方法もあります。

ラインを観察していればラインが跳ねたり引っ張られたりしますので、

それでバイトとっても良いと思います。

 

ただ、良いかは別として、完全放置状態を作れたネコリグは、

バイトが取れないとほぼ確実に飲まれます。

 

なので、バイトが取れなくて釣れない事は無いと思います。

 

リアクションバイトのさせ方

もう一つ、喰わせの方法としてリアクションというのがあります。

 

シェイクもリアクションの一つと思ってますが、

今どきの野尻湖スモールには、ほぼ有効なシチュエーションがなくなりました。

 

これまた文章で伝えるのは難しいのですが、2段引きという方法があります。

 

素早くティップを2回煽る感じです。シャッドのジャークをイメージしてもらうと

解りやすいかもしれません。

 

この2段引きというのはスモールの特性に大きく関わる事になります。

 

ラージとスモールのリアクションの違い

サイトすると良くわかるのですが、ラージがワームの近くを

横切ろうとした瞬間に素早くワームを動かしてやるとバイトします。

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こんな感じです。チャンスがあったら試してみて下さい。

 

これがスモールだと事情が変わります。

 

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ラージと同じように動かすとスモールも反応します。

反応しますが、スモールだと見ちゃうんですね。

 

そしてその後、見切ってしまいます・・・

 

これをさせない為の2段引きになります。

 

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見た瞬間にもう一度、素早く動かすのです。

こうすることで、リアクションバイトまでもっていく事が可能になります。

 

わかりやすいのでサイトで説明してみましたが、

見えない所でも同じ現象が発生してると思います。

 

なので、スモールには2段引きが有効なのですね。

 

季節で動きが変わるリアクションの釣り

季節でリアクションに反応する動きが変わります。

要は縦の動きと横の動きなのです。

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季節の境目としては虫パターン前と虫パターン後なんてイメージです。

 

横のリアクションは虫パターン前で縦のリアクションは虫パターン後。

季節的には春から梅雨までと夏以降です。

 

スモールはシーズナルパターンに忠実な生き物なので、季節の線引きが明確です。

あ、縦の動きは上下って意味もあるので、縦にしゃくってフォールなんてのも

有効ですね。

 

まとめます

 

確実に喰わせるネコリグアクションという事で、

重要なのは2種類の動きの使い分です。

 

・超丁寧なステイ

・思いっきりリアクション

 

これを両方使い分ける事で、ネコリグが最強の武器になってくれると思います。

是非、試してみて下さい。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

スワンプミニのネコリグは

 野尻スモール最強ワームだと思うの。