こんにちはseabass-advantageです。
今回は野尻湖スモールマウスバス プリスポーン後半 喰い渋り対策について
解説していきたいと思います。
その前にプリスポーン状態の捕食の復習です
プリスポーン
産卵を控えたスモールは栄養を蓄える為、荒食いしだします。
ちょうどタイミング良く、ワカサギも産卵時期なので大挙して押し寄せてくるので、捕食対象としてベストになります。
これが、シャローでプリバスを釣るのに効率が良い理由になります。
この辺は第1陣から第5陣位までタイミングが多岐にわたる感じです。
デカバスの方が、タイミングが早い傾向にあるので、早い時期の方がデカバスが釣れるという事になります。
待機
荒食いを終えたスモールは待機状態に入ります(産卵直前状態)
その為に、一旦コンタクトポイントに落ちます。
この間にも次のプリスポーンバスがシャローに捕食に上がってきて、それが落ち付くまではプリスポーンバスというのは釣れ続くと思います。
ですが、ある日を境にまったく釣れなくなります。
大多数のバスが待機状態に入る為と思われます。
目安としては2m位の水深で25cm前後のスモールが釣れてくるようだと、プリ終盤と捉える事が出来ると思います。
これがプリスポーン期の喰い渋る理由の一つになります。
待機状態のスモールは基本、捕食する事をしません。
捕食条件
バスの目の前にあるエサ、かつ逃げない物しか口にしようとしません。
基本、やる気はないので、逃げるエサは追いかけてまで喰おうとはしません。
なので、よほど目前にドンピシャでエサが通らない限り、プリスポーンで使うようなジグヘッドの釣りは非常に厳しい状態になります。
ここで重要になってくるのが待機場所の存在です。
一番解りやすいのがコンタクトポイントの存在です。
待機場所として選ばれる場所の筆頭がコンタクトポイントになります。
コンタクトポイントとは?
越冬を終えたバスがシャローに捕食目的として上がってきますが、その際にルートとして目印にしている場所です。
基本的にはワンドの入り口やワンドの入り口の真ん中、多少深くても大きな変化点や大きな岩などがあげられます。
この辺はエリアによって条件があるので、逆方向から追いかけるのがコンタクトポイント特定の近道になります。
コンタクトポイントの一例です。
・基本的にはスポーニングエリアの近く
・プリスポーンバスが良く釣れるエリア
・どこから入ってくるんだろう?
の3点を押さえておいて周辺を探れば特定に結び付くと思います。
プラス要因として
・ハードボトムであること
・マンメイドストラクチャー
・ルート上に大きなストラクチャーがある
なども考慮するとより特定しやすいと思います。
釣り方
コンタクトポイントを特定できたら、その場所にワームを放置してあげます。
具体的には、ダウンショットやネコリグなどステイさせられる物を入れて喰うまで待ちます。
この時にアクションを加えない方が良い結果が出ています。
ゆっくりながらもスモールは泳いでいるので、自主的にルアーを発見してもらうのが重要で、広範囲を探ってもそもそもスモールが居ないという結果になりかねません。
後は実績を積み上げていくしかないのですが、見つけてしまえば他人が知らない場所も野尻湖には多く残っているので、毎年デカバスを釣る事が出来るようになります。
プリバスを狙っていていまいち釣れないとか釣れても40cm前後が増えてきたな~とか思ったらデカバスはかなりの確率で待機状態に入っています。
デカバスほど、季節の先取りで行動するので、プリスポーンの時期にデカバスを仕留めようと思ったら、行ったタイミングがどういう状態なのか、いち早く気づいた人が良い釣りを出来ると思います。
春の野尻湖は難しいイメージですが、春のシーズナルパターンが一番解りやすくかつ、イージーかと思います。
行動パターンが丸解りなので。
是非、解禁やG/Wは野尻湖に行ってみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。