seabass-advantageの野尻湖スモールマウスバス

野尻湖スモールマウスバスを中心に年間通していろんなターゲットを狙っています。アウトドア関係も楽しんでいます

野尻湖スモールマウスバス プリスポーン攻略


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こんにちはseabass-advantageです

今回は野尻湖スモールマウスバスのプリスポーン攻略の話になります

 

 

その前に基本概念として

 

プリスポーンとは?

 

スモールマウスバスは春に産卵という魚にとって一大イベントが控えている訳ですが、

産む為には栄養を蓄えておかねばならない訳です。

 

直前=プリ

スポーン=抱卵

産む=スポーニング

 

という認識で良いかなと思います。

 

なのでプリスポーン=抱卵前もしくは抱卵中の状態という事ですね

 

この辺の生態系については別の機会にゆずるとしてですね、釣り人目線で春のスモールマウスバスの攻略を説明したいと思います。

 

野尻湖解禁

 

野尻湖には禁漁期間というものが存在します。

 

本来のバス釣りでいくと今日は何月何日だから、バスはこういう状態だ!

というような狙い方はまずしないと思います。

 

少しづつ、水温の上昇やその他の要素、例えば春一番が吹いたとか、三寒四温の今日は2日位暖かい日が続いたなとか。春に向かってのいろんな要素を考慮しながら追いかけるのがパターンフィッシングの考え方かと思います。

 

ですが、野尻湖には禁漁期間というものが存在します。

なので、解禁日がどういう状態なのかは当日に釣りをしない限り、予測していかないとなりません。

 

現状の水温や気温、ワカサギの状態など、一年で一番頭を使う日かもしれません。

野尻湖の場合、標高が高いこともあり、ほんとにその年によって状況がまるで違います

 

ここが他の湖と大きく異なる点になります

 

 

野尻湖プリスポーン

 

野尻湖の解禁日は4月後半(2020年は4/25?)になります

その前後、私の場合は4月に入ったらすぐに解禁までの状況予測に入ります

 

すでに暖かい年なのか、それとも冬が長引いてるのか。

ワカサギの遡上状態はとても気になります。

 

ちなみに2019年に関しては4/27が解禁日だったのですが、第一陣のプリスポーンはすでに終わっていました。

 

この辺は予想通りでした。

居るべき場所にデカバスが居ないのが証明してる感じでした。

なので、あらかじめ予測しておくのは非常に重要な事になります。

 

デカバスほど季節を先取りするのはスモールも一緒です。

春は特に魚の行動をいち早く掴むのは必須となります。

 

 

プリスポーンバスの狙うべき場所

 

解禁直後に関しては、ボート屋さんの桟橋群を起点におおよそ砂間エリアまでを集中して狙うのが近道かと思います。

 

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野尻湖プリ1

もちろん、他のエリアも狙えるのですが、限られた時間内(野尻湖は7~16時までしかボート釣りは出来ません)で釣る為にはいろいろ移動しないのも一つの手です。

 

 

プリスポーン狙いの水深

 

その年によって条件がずいぶん異なるのは上記で話した通りなのですが、

野尻湖の場合、基準とすべき水深は2~4m程度の水深が一つの基準になると思います。

状況に応じてその前後の水深を狙うようにした方が良いと思います。

 

 

ワカサギの動向

 

時期的にワカサギの遡上というものが絡んできますので、ワカサギの動向は非常に重要なファクターになります。

この時期の場合、捕食対象はワカサギがメインになりますので、ワカサギがどの水深にポジションを取っているかで、狙うべき水深の目安にもなります。

 

ワカサギも産卵時期なので、ワカサギが遡上しようとしているのか、いったんディープ(深場)で待機してるのかで大きく状況は変わってきます。

 

ベイト(この場合ワカサギ)のレンジを知ることで季節の状況を把握する事も重要です

 

 

ボートポジションの取り方

 

ボートポジションはおおむね4mラインに取るのがお勧めです。

基本は4mラインに浮いて岸に向かって投げる感じです。

 

2~4mラインを効率良く狙う事が出来ます。

あとはやる人はあまり見ませんが、実は沖に向かって投げるのも非常に有効な手段です。沖に向かって投げる事で、5~6mレンジを狙う事も出来ます。

なので4mラインに浮くことで、基本の水深は網羅する事が可能になります。

 

 

使うべきルアー

 

解禁~G/Wにかけて水温が低いのが通常の状態になります。

かと言って、バスが動けない程の水温ではないので、有効になってくるのはやはりワームになってきます。

 

もっと低水温の時期であればおそらくシャッドが有効になると予測出来ますが、

3月の野尻湖なんて経験者が居ないので永遠の謎です。

もっとも、その昔は解禁=シャッドだったので昔に比べて解禁直後は水温が高くなってるとは思います。

 

なので、有効になるのは2種類。

 

・ミドスト(ミッドストローリング

・シャッドテール

 

この2種類のアプローチがメインパターンになると思います。

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ミドスト用 上から シャッドシェイプワーム アライブシャッド

 

 

 

 

 シャッドテールワーム 画像はリンキンスイマー  

 

考え方としては低水温なので活性は低いけどルアーを追えない程ではない。

なのでスローに攻められるジグヘッドリグが有効になるって感じです。

 

 野尻湖の風について

 

 野尻湖の場合、午前中は南よりの風、午後からは北寄りの風になるケースが多いです

昔は風が吹いたら当たっているエリアが良いとされてきました。

 

今でも風の当たり面を気にしているアングラーも多いと思います。 この風なのですが近年、実感しているのが今の野尻湖スモールは風が嫌い?って思っています。

 

理由は簡単で、入れ喰っていたのに風が吹きだしたらバイトが無くなるって経験をたくさんしてきたから。

 

 反対に風の巻き込むエリアにシフトする事でベイト溜まりになり、それまで沈黙していたエリアが爆発する経験も多々してきました。 

 

ですので、今は風が吹いたら巻き込むエリア、もしくは風裏を探しましょう。

 

 --

野尻湖の解禁は難しいって声も良く聞きますが、きちんと野尻湖を理解してアプローチすることで沢山釣る事が出来ると思います。

 

 動きが丸解りなのがプリスポーンの釣りです。

是非、来年の解禁には足を運ばれてみてはいかかがでしょうか。

 

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。